2018年のミサイル避難訓練
2018年に開催された平昌冬季オリンピックは、前年に大統領に就任した文大統領にとって自身の存在をPRする最初の国際イベントだった。平昌オリンピックには北朝鮮選手団も参加、アイスホッケー南北合同チームも結成された。南北統一を目標に掲げる文政権にとっては、まさに南北融和を象徴する政治ショーとなるはずだった。
ちょうど平昌オリンピック(2月開幕)前に、安倍政権は北朝鮮を想定したミサイル避難訓練を首都圏エリアで行った。これはオリンピックに対する嫌がらせだ、と韓国政府は考えた。
日韓関係の悪化により、北海道観光に暗雲
北海道を2018年度に訪れたインバウンド(訪日外国人)は300万人に届く勢いだ。10年間で4倍と急増し、北海道によると道内観光消費額のうち訪日客は26%を占め、地域経済に大きく貢献する。ただここにきて急速に暗雲が垂れこめてきた。日韓関係の悪化により、国、地域別で常に上位の韓国人客のキャンセルが相次いでいるためだ。
日本政府が「ホワイト国」から韓国を除外
2019年8月28日、日本政府は、安全保障上の輸出管理で優遇措置を取る「ホワイト国」から韓国を除外する政令を施行した。
韓国による日韓軍事情報包括保護協定GSOMIAの破棄決定
2019年8月のGSOMIAの破棄決定により、日韓関係は更なる悪化への道を進むことになった。北朝鮮はGSOMIA破棄をあざ笑うかのように、2019年8月24日に短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射した。こうした状況に危機感を募らせている米国政府も韓国の決定に遺憾の意を表明しており、トランプ大統領も『韓国の態度は酷い』と批判した。
日韓が対立を深めるほど米韓の関係も悪くなる。そこで漁夫の利を得るのが北朝鮮だ。