2019年8月18日日曜日

ファミレス「おひとり席」拡充

外食各社が「お一人様」の取り込みに本腰を入れる。単身世帯は総菜などの中食や外食を利用する機会が多い。単身世帯の増加が続くなか、従来はファミリー層の利用が多かった飲食店でも「個客」の取り込みが急務になっている。

ファミリーレストラン「ガスト」は、席の両側についたてを配置し、電源を備えた1人席を拡大する。「ガスト 赤坂見附店」(東京・港)はこのほど、5席だった1人席を20席超に大幅に増やした。他人の視線を気にせずに済むように、席の間についたてを設置。コンセントも用意し、充電しながらスマートフォンを操作したり、パソコンを使ったりできる。

定食店「大戸屋ごはん処」は1人でも快適に食事できる新型店を開業した。大戸屋HDが6月に全面改装した町田東口店(東京都町田市)では1人用席を19席と約2倍にした。ロングテーブルは座る位置や高さをずらし、正面に座っても視線が合わないようにした。実際に女性などの1人客が増え、客数は1割超伸びた。

ダイニングイノベーション(東京・渋谷)が2018年夏にJR新橋駅近くに開いた「焼肉ライク」は、1席に1つずつ無煙ロースターを設置。1000円程度で焼き肉が楽しめる。7月までに9店を開業した。

松屋フーズHDも2019年3月、店内の23席がすべてカウンター席のステーキ店をオープンした。